KLCCがこれまでに寄付した2つのNGO団体について

★ヘイロー・トラスト(HALO TRUST)
 世界中の地雷汚染国で、撤去活動を展開している3大NGOの一つ。
ヘイロートラストの正式名は The Hazadous Areas Life-Suppot Organization (危険地域人命救助機構)、通称では、HALO TRUST と呼ばれています。
創設者のコリン・ミッチェルは、イギリス軍の優秀な陸軍指揮官でしたが、退役してアフガニスタンで働いた時、戦争の置き土産である地雷で民間人が被害にあっているのを何度も目撃して、地雷撤去のための非政府組織を作ることを決意しました。こうしてヘイロー・トラストは生れました。
イギリスのロンドンに本部を置き、1987年から活動をはじめ、人道的地雷除去と不発弾処理を専門とするNGOです。
現在、カンボジア、アフガニスタン、アンゴラ、チェチェン、モザンピーク、コソボ等へメンバーを派遣し、地元の撤去要員を指導し、彼らが自分たちの力で地雷を撤去できるように、実地で訓練しています。
クリス・ムーン氏は、元ヘイローの撤去指導員として、カンボジア、モザンビークで勤務、モザンビークで撤去活動中に触雷し、右手右足を失いました。
KLCCは2000年5月、クリスさん来熊中に、彼の手を経てヘイローに6,000ポンド(102万円)を寄付。ヘイローからは、地雷爆破装置10台とテスター15台を購入してカンボジアに送ったとの報告を受けています。2001年2月1日には、KLCCの最相がカンボジアのヘイローの地雷原を訪問し、その爆破装置で、地雷を爆破させてもらっています。

★コンサ−ン・ワールドワイド(CONCERN WORLDWIDE)

 コンサーンワールドワイドは、1968年アイルランドで生れたNGO団体で、1968年アフリカのビアフラ(現ナイジェリア)で起こった大飢饉の際に、救援物資を送ろうという運動がきっかけで誕生しました。それ以来、コンサーンはアジア、アフリカの26カ国で、"The poorest of the poor"(貧しい中の最も貧しい人々)に対して長期にわたる救援および支援活動を行っています。財源の44%が子供たちを含むアイルランド国民による寄付であり、海外駐在のスタッフは130名ほどで、2500名の現地人スタッフとともに活動しています。

現在、カンボジアでのコンサーンの活動は、地域開発、森林管理、小規模銀行制度による人々の生活の立て直しの3部門に分かれていて、6つの地域でカンボジア人が直接的な仕事をしています。地雷撤去後の道路整備や井戸掘り、森林の復活、地雷で被害を受けた人々の生活の立て直し、地震や洪水、飢饉などの緊急事態の援助などの支援活動を展開しています。
KLCCがコンサーンに寄付をするそもそものきっかけは、クリス・ムーン氏の紹介によるもので、日本からの支援はほどんどなく、まだまだ資金を必要とする団体との事でした。寄付金は、カンボジアのバンチェイ・ミェンチェイ地区で展開されているセイビング&クレジットという、生活立て直しのプロジェクトに使われたという報告を受けています。2001年2月に、実際にタスレイ村を訪問し、このプロジェクトの中心であるバンクミーティングの様子と、そのプロジェクトで生活をしている4人の地雷被害者を訪問しました。これは、地雷のために生活のすべを失った人々に、肥料や、子豚といったものを購入する為の資本金(日本円で1,000円から5,000円くらい)を低い金利で貸出し、また、貯蓄額よりも多い利子を受け取ることで、ごく僅か(日本円で30円ほど)でも貯蓄をすることを奨励するというもので、水道も、電気もトイレもない人々の生活を根本から立て直し、このことで60%以上の字が読めない人々の識字教育にまで発展するという効果も生み出しているそうです。

どちらの団体からも、KLCCのような民間の小さな団体からの支援が、大きな力となり、活動そのものの支援だけでなく、精神的にも大きな励みになるとのこと。KLCCは、今後もこの2つの団体の支援を継続する予定です。

topへ